2025年9月に始まったNHK連続テレビ小説『ばけばけ』。
注目を集めているのは、主人公を見守る「蛇と蛙」のキャラクターです。
この二匹の声を担当しているのは、人気お笑いコンビの阿佐ヶ谷姉妹。
これまでの朝ドラにはなかったユニークな試みは放送直後からSNSで大きな話題となりました。
「かわいい」「癒される」と好意的な意見がある一方で、「朝から蛇はちょっと苦手」という声もあり、賛否両論が飛び交っています。
この記事では、蛇と蛙のナレーションに寄せられた視聴者の感想を中心に、盛り上がりの背景や今後の注目ポイントを紹介します。
ばけばけ蛇と蛙ナレーションの登場と背景
『ばけばけ』では、主人公トキ(高石あかりさん)とヘブン(トミー・バストウさん)の生活を、庭に住む蛇と蛙が見守るというユニークな仕掛けが取り入れられています。
阿佐ヶ谷姉妹が声を担当し、蛇は落ち着いたトーンで、蛙はユーモラスな掛け合いを見せています。
明日9/29(月)『ばけばけ』始まります!
— 阿佐ヶ谷姉妹 ワタナベエリコ (@asagayanoane) September 28, 2025
私たちも蛇と蛙として、主人公のおトキちゃんたちの日々を見守ってまいります。蛇と蛙が苦手…という方にも見続けていただけるように、文字通り陰ながら見守っておりますので、まずはご覧になっていただけたら。
皆様にもご一緒に半年見守っていただきたいです〜 https://t.co/M8z6Z6gCEh
制作サイドは「暗い場面を和ませる存在が必要だった」と起用理由を説明。
さらに脚本のふじきみつ彦さんが小泉八雲の逸話に着想を得て、蛇と蛙をナレーションに据えたことも明かされています。
背景には史実があるものの、ここでは視聴者の反応に軸を移していきます。
SNSで広がる肯定的な声
放送初日からSNSでは蛇と蛙について数多くの投稿がありました。
まず目立つのは肯定的な意見です。
- 「阿佐ヶ谷姉妹の声で安心感がある」
- 「朝から笑えて癒された」
- 「漫才みたいで楽しい」
- 「普通のナレーションより面白い」
特に主人公夫婦のやりとりを蛇と蛙が横から茶々を入れるシーンでは「癒される」「新鮮」というコメントが相次ぎました。
阿佐ヶ谷姉妹ならではのテンポ感がドラマの雰囲気とマッチしていることが、好評につながっているようです。
批判や違和感の声も
一方で、「朝から蛇や蛙を見るのは苦手」という否定的な意見も少なくありません。
- 「朝ごはん中に蛇はやめてほしい」
- 「CGがリアルすぎてゾワっとした」
- 「朝ドラっぽさがなくて戸惑った」
朝の時間帯に家族で見る人が多いだけに、食事シーンと重なることへの抵抗感もあったようです。
「朝ドラ=癒し」というイメージを持つ視聴者にとって、蛇や蛙は意外すぎる存在だったのかもしれません。
賛否を超えて“慣れる”視聴者も増加
興味深いのは、「最初は違和感があったけど慣れてきた」という感想が増えていることです。
- 「最初は驚いたけど今では楽しみ」
- 「気持ち悪いと思ったのに、不思議と癖になってきた」
- 「あの掛け合いがないと物足りない」
批判的な意見から好意的な評価へと変化するケースが多く見られます。
最初は戸惑った人も徐々に「これはこれで面白い」と受け入れる流れができていて、話題性が拡散につながっています。
まとめ
『ばけばけ』のナレーションは阿佐ヶ谷姉妹が担当し、蛇と蛙のキャラクターとして登場しています。
SNSでは「癒される」「面白い」と好意的な声が多い一方で、「朝から蛇や蛙は苦手」という否定的な意見もありました。
しかし放送を重ねるうちに「慣れてきた」「楽しみになってきた」という感想が増え、賛否の声そのものが盛り上がりを生んでいます。
これまでの朝ドラにはなかった挑戦的なナレーションは、今後も注目され続けるのではないでしょうか。
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